家族葬や密葬の利点と欠点を解説

2020年10月05日
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昔から、お葬式をするときには、故人がお世話になった人に連絡をして、大勢で故人を見送るのが一般的でした。しかし、近年の葬儀では家族葬や密葬という形が増えてきています。この方法では、参列できる人も制限され、通常身内だけでのお葬式です。

仮に、お葬式は家族葬や密葬にするという連絡があれば、参列を控えるようにします。通夜や告別をしないケースもありますし、香典や供花も受け付けていないケースもあるので注意が必要です。この方法を選択する利点は、まず費用を抑えられるという点です。

一般的な葬儀では、多くの香典がもらえますが、その分返礼品や食事代なども必要になります。多くの人が集まるなら、それ相応の大きさの会場も必要でしょう。しかし、身内だけなら会場や食事を手配する必要もないので、家族だけでのんびりと故人との時間を過ごすことができます。

ただ、この葬儀には利点だけでなく欠点もあることを知っておきましょう。式はしないと伝えていても、線香だけでもあげさせて欲しいと立ち代わり人が訪れることがあります。また、故人と親しい人は、お別れに立ち会いたかったという人もいます。自分達だけでお別れを済ませたことにより、今後の人間関係が悪化する原因となることもあるようです。家族葬や密葬をする際には、利点と欠点を考慮したうえですることが大切です。