永眠の地を選ぶということを考える

2018年11月02日
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昔は各家庭で菩提寺を持っており、その菩提寺のお墓に入るというのが一般的でした。しかし今は菩提寺を持たない家庭が増えてきていますし、お墓も多様化しています、土地がなくなってきている、ということもあるので、納骨堂や散骨をするという埋葬法を選ぶこともあるようです。

また菩提寺がないので霊園で対応をするという人も増えてきています。宗教や宗派を問わないところも増えてきているので、自由な墓を作ることができます。決まった形式のものにする必要はありません。最近では樹木葬を選ぶという人も増えてきています。

墓石の代わりに樹木を植えて、それを目印にするというタイプです。毎年キレイな花を咲かせることができるのであれば、人々の記憶の中で生き続けることもできます。お骨はどうしても残ってしまうものなので、その埋葬方法もしっかりと考えなければいけません。お墓がない場合には、ずっと自宅で供養をするということもあるでしょう。いつまでに納骨をしなければいけないということはないので、遺族の気が済むまで自宅で供養をしていく、というのもよいでしょう。将来的なことを考えた場合には永代供養を行ってくれる霊園を探しておくのもよいかもしれません。