通夜の進行はこのように行われます

2019年08月31日
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病院で亡くなった場合、そこから自宅に遺体が運ばれます。葬儀社の手配で、布団や仮の祭壇が準備され、枕元でのお経があげられます。そして、通夜の準備に入ります。祭壇や遺影の枠、棺の種類、親族の食事と布団、香典返しの品、故人のプロフィールの内容、焼香の順序等の色々な準備や選択を葬儀社のコーディネーターと共にしていきます。

式の流れや内容は、次の通りです。まず、お坊様が入場します。そしてお経があげられ、その後説教が行われます。ここまでで30分少しの時間が過ぎます。そして、お坊様の退場の後、司会か葬儀委員長が親族を立たせた横に立ってご挨拶をします。

内容は、故人を偲んでの人となりの紹介です。生い立ちや学歴及び職歴、結婚、家族構成、趣味や性格、エピソード等の順に語ります。最後に、名前を呼ばれた順に焼香をしていきます。そしてまた出口で参列者を親族が見送ります。

ここまでで約1時間です。その後は親族で写真を撮り、控え室で食べたり飲んだりしながら故人との思い出を語り合います。そして、レンタルの布団で寝ることになります。翌日は告別式です。昨日ほど参列者はいませんが、通夜と同じようなながれで式を行います。最後に棺の故人の首周りに花をたむけて蓋を閉じます。バスと霊柩車などで火葬場へ向かい骨拾いをし、戻ってきて繰り上げ法要などをして解散します。これが2日間の大まかな流れとなります。