パーティーや食事会など自由な生前葬

2019年10月08日
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終活の一つとして、生前葬を行う人も少しずつですが増えています。これは意外と昔から行われていることで、映画のプロデューサーやタレントなどがゲストを招き、食事会やパーティーなどを催したりします。内容は人によってそれぞれで、それを決めることも本人のプロデュース次第だと言えるでしょう。

有名な人の場合、交友関係が広すぎて葬儀だけだと遺族に負担がかかるからという理由で行われる場合が多いです。なので、立食パーティーなどにしてゲストに感謝の気持ちを伝えたり、実業家などだとホールで講演会のように支援者に対し挨拶をする人もいます。

芸人などでも、自分の芸を見てもらうために生前葬を行うことがあります。病気などがあるわけではなく、特に寿命に関係なく「60歳になったから」「会社が一段落したから」など理由もさまざまです。それに、内容や規模も自由です。

一般人の場合、お店を貸し切ってささやかなパーティーをしたり、楽器などをやっている人なら演奏会を開く人もいます。生花や書道を発表する場にしたりと自分の作品を見せる場にする人もいるでしょう。自分がゲストに何を伝えたいかということを考えて、気持ちの整理がつくような催しにすることが重要です。